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2010年2月 5日 (金)

京都の庭2

Img_0009_2 大徳寺、龍源院の続きです。

この庭は方丈の前庭で、一枝坦と呼ばれています。サザンカの楊貴妃という老木があったそうですが、昭和55年に枯れてしまったそうです。見たかったです。そしてこの庭は蓬莱思想を表しているそうです。よく蓬莱山は庭園に用いられますが、実はよく知りませんでした。中国の神仙思想で東方の海中に仙人の住む蓬莱山があるそうで、その理想郷を庭に表現したものなのだそうです。それが鶴と亀の島で現されるのです。亀は甲羅に蓬莱島を乗せ、鶴は仙人を乗せて運ぶそうです。この庭では、手前の丸い苔と石の島が亀島で、中央の奥が蓬莱山、右の石が鶴島です。白い砂は大きな海、このシンプルな配置に人は何を感じ、何を想像するのでしょうか。

五百年のときを経てもなおこだわりと美しさを感じさせる枯山水でした。

Img_0013 こちらは方丈の北庭で、竜吟庭と呼ばれています。三尊石組みの須弥山形式の庭園です。といわれてもその意味はわかりませんね。真ん中の高く出ている石が須弥山でその周りには、八つの山と海が巡っているという仏教の世界観なのだそうです。そこには誰も近づくことはできない超絶対的な人格や悟りの境地を表現しているそうです。手前にある円い石は、遥拝石といってその理想に近づきたいという信心を表しているそうです。

なんかとても深い思いがあるみたいですが、苔がとてもよく育っておりこの手入れは大変なのかな・・・など俗っぽいことしか気にならなくてちょっと失礼でした。

枯山水には当時の仏教の思想とかの影響が大きく反映されているので、ちょっと現代では理解しにくいのですが、何を表しているかよりも何を感じるかでいいと思いました。

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